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男余りの中印

2010年06月30日 11:35

クーリエ・ジャポンの7月号に,中国やインドでは
新生児の男女比が著しく偏っているという記事がありました.

通常,自然に産まれてくる子供の男女比は,


 男子103~107 : 女子100


となるところが,中国では120:100にまで跳ね上がっているとのこと.
2010年,中国とインドを合わせると男性は女性より9000万人多くなるというデータも.

9000万人て,立派に一国が成り立つ人口ですよ.


これは一人っ子政策により一人しか子供を持てない家庭が,妊娠中に胎児の性別を診断し,女児だと堕胎するという行為がかなり頻繁に行われている結果だといいます.

実際には第二子以降を持つ家庭も地方では多いですが,公務員などは失職することもあり,依然として一人っ子が圧倒的に多い中国では,働き手として,また将来自分の面倒を見てくれる男児が好まれます.出産前に胎児の性別を判断することは禁じられていますが,実際には「選択的中絶」が横行しているようです.

インドでも,結婚時に莫大な持参金が必要となる女児は,家庭にとって負担になると考えられてきたため,同様に人工堕胎が増えているそうです.結果,女性不足となって結婚適齢期の男性が結婚相手を見つけられない,という事態に発展しているとか.

バングラではまだまだ出産前に胎児の性別判断を行っている家庭は少ないと思われますが,インドなどと共通する事情があり,将来的にはこういう問題も表面化してくるのではないかと考えられます.また堕胎せずに産まれた女児が人身売買,臓器売買の被害者となる可能性も出てくるのではと,考えさせられる記事でした.
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