グルシャンのレストラン襲撃事件

2016年07月02日 23:53

既に報道されていますように、
7月1日夜、ダッカの高級商業・住宅地であるグルシャンのレストランを
イスラム過激派のグループが襲撃し、多数の死傷者が出てしまいました。

これまでもバングラデシュではいくつかの事件や災害がありましたが、
今回は未だかつてない数の安否確認の連絡をいただきました。
普段ほとんど連絡を取っていなかった友人・知人からも
安全を気遣うメールをいただき、日本での報道の大きさが察せられます。

私自身は現在ダッカにはおらず、無事です。
一部まだ返信できていないのですが、
ご心配いただきました皆様、ありがとうございます。
昨日連絡をもらい、現地と連絡をとりつつ情報収集していました。
今まではどちらかというとバングラデシュから情報発信する側だったのが
現地からの情報、メディアの報道、当局の発表を待つばかりというのが
こんなにももどかしいのかと痛感していました。

遠方からはただ祈るばかりですが、
犠牲となってしまった方々に心より哀悼を捧げたいと思います。

事件のあったレストランはベーカリーと隣接していて、
外国人にも人気で私も何度か行ったことがあります。
タイミングが違えば、そこにいたのは自分だったかもしれない場所です。
グルシャンはダッカでもセキュリティの高い地区です。
(但しダッカのセキュリティチェックは普段それほど厳しくありません、
そこまで人々の間に切迫する治安状況ではないという認識でした、
外国人のみならずバングラデシュ人も含めて、です)
現地滞在者の衝撃は察して余りあります。
そしてバングラデシュ人たちの動揺もあるでしょう。
店の従業員やドライバーなども襲われたと聞きます。
事件により、バングラデシュ人やイスラム教徒への
差別や偏見が助長されないことを願ってやみません。

ラマダーン最終の金曜日、外国人の多く集まるグルシャンのレストラン、
立地なども含め周到に計画された犯行と推察されますが、
詳細や分析は当局や日本政府に委ねたいと思います。


また、いくつかの報道機関から現地取材のお問い合わせを受けましたが
私は現地にいないため、応じることができません。
関係者の紹介等も控えさせていただきます。
どうかご了承下さい。取り急ぎ。


最新記事