『Bostrobaikara: Garment Girls of Bangladesh』

2010年08月09日 23:26

最近,ガーメント工場のワーカーたちの賃金闘争が盛んで,ダッカ市内や郊外でのデモや投石騒ぎがニュースになっています.日本でも少し報道されたようですね.

先月末に政府が11月から最低賃金をBDT3,000にすると発表,それまでからするとほぼ倍増という,通常で考えればものすごい上昇率ですが,ワーカー側は要求額のBDT5,000に満たないといってまだ不満が収まっていないようです.


そんな状況で,遅まきながら見てみました.


『Bostrobaikara: Garment Girls of Bangladesh』
『Bostrobaikara: Garment Girls of Bangladesh』
監督:Tanvir Mokammel(2007)


2007年にバングラデシュ映画協会連盟ドキュメンタリー部門最高賞を受賞した作品ですが,まず映像が非常にクリアでちょっと驚きました.

内容も若い女性ワーカーの現状と問題点を中心に,とてもよく纏まっています.60分という長さも集中力が切れずに見られるのでいいのではないでしょうか.


ただ,個人的に厄介なことがありました.

それは,基本的にベンガル語音声に英語字幕なのですが,所々ベンガル語が聞き取れてしまうため,耳でベンガル語,目で英語を追うと,どうなるか.

もちろん,共倒れ.二兎を追うもの一兎も得ず.

却って分からない.

そして英語で喋っているところは字幕がつかないので,スペイン人の癖のある英語なんかは聞き取れません.どうせなら全部に英語字幕つけてほしいっす.


日本未公開らしいですが,9月4日に上映会×トークイベントがあるようです.


在バングラの方は,その辺のDVDショップで手に入ります.


以下,映画の概要について参考までに(WEBからの引用)
バングラデシュは、いまや世界に名だたる衣料品の貿易国だ。通貨流通量だけでみると、繊維産業はバングラデシュの最大の輸出産業であるばかりでなく、輸出 所得のじつに76%を占めている。しかし、衣料工場での火災や崩壊事故による死 者の数は、これまでに3000人にのぼっており、賃金はもっとも低い水準で、賃金、保健、安全面等、労働者の不平不満は絶えない。この映画では、特に工場で働く若い女性に焦点を合わせ、工場での問題点を浮かび上がらせると同時に、安価な商品を求める消費者にも問題提起をしている。昨今の産業の興隆を契機に、将来に向けて持続的かつ国際貿易の新しい規範に耐えうるような産業形成が できるのか、このフィルムは問いかけている。


コメント

  1. 寿司@盆休み | URL | -

    Re: 『Bostrobaikara: Garment Girls of Bangladesh』

    上映会申し込んだよ。先着150人だって。まだ枠があるといいけど。
    たまにZARAなんか覗いたりして、ファストファッションを数年かけて着倒す
    自分は当然見る必要あると思うけど、仕事でやってるファッション関係者にも見て欲しいよね。。。

  2. Naoko | URL | -

    > 寿司さん

    おお,それはぜひ見てください.
    労働環境が悪い,という一方で,女性に大量に雇用を創出したという点もあり,
    良くも悪くも大きなインパクトを与えたバングラのガーメント産業.見ておいて損はないです.
    ゲストの長田さんや藤岡さんのお話もぜひ聞いて下さい.

  3. 近所のカリム | URL | -

    Re: 『Bostrobaikara: Garment Girls of Bangladesh』

    見たいです。。。

  4. Naoko | URL | -

    > 近所のカリムさん

    お貸ししますよ!
    若干画像が荒いですが..

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