EID MUBARAK!
今年も例によって例のごとく居残りイード.
日本に帰国するわけでも,バンコクやシンガポールなどに出る訳でもなく.
ずっと家で積読していた本やDVDを消化しようかとも思いましたが,
久々に,このイードは学生時代にホームステイしていたMirzapurの家に行くことにしました.
※今回の記事はかなり写真を選びましたが.血に弱い人は若干ご注意を.16日の朝,ダッカを出ると,家の周りはもちろん,
ビッショ・ロード(Progoti Sarani)は一大屠殺現場と化していました.
さすがにイード当日の午前,道はガラ空きで一時間半でMirzapurまで到着しました.
学生の時にお世話になった家.

典型的なバングラの田舎の家
家に着くと,家の男共はみんな外でウシにかかりっきり.
既に四肢は切り落とされ,皮が剥がされたところでした.

既に皮を剥いた後
親戚でお金を出し合って一頭購入したようです.
気になるお値段は39,500TKとのこと.
今年は全体的に少しウシが安めだったとか.
ターメリックを塗るのは滑り止め.
ウシの血で手が滑るのです.

ターメリックで黄色い手(ヘナ済)
少年達も大人のお手伝いをして毎年少しずつやり方を覚えていきます.

ちょっとずつお手伝い
この水色のシャツの少年はステイしていたファミリーの子供.
あの頃赤ちゃんだったのに,こんなに大きくなっちゃって.
日帰りすると伝えてはいたけれど,激しい引止めにあい
(半分は覚悟していたけれど)案の定,一泊することに.
Mirzapurには数年前から何度か来ていたし,ファミリーにも会っていたけれど,泊まるのは10年ぶりくらい.
学生時代は山盛り出されるご飯に耐え切れず,米とトルカリは昼だけにしてもらい
夜は軽めにパンを食べていたのですが,今回もなんと夜にパンが出てきました.
バングラ広しと言えど,イードの日の夕食がビーフカレーとパンという組み合わせで食べた人は
そうそういないはず.10年の月日を経ても,この家ではNaokoは大きい子供扱いでした.
昔と同じベッドで,10時前には強制消灯.
蛍が一匹部屋に入ってきて,学生時代もこんな感じだったなーと少し懐かしくなりました.
たまにはこういう里帰りもいいかなと思った休日でした.
たまには,ね.
「TESIS」けっこう面白かったけど,サスペンスとかホラー映画の主人公って,
本当にツッコミどころが満載だよね.わざわざやられに行くのかよって感じ.
なぜ警察に連絡しない?
なぜ危険だと分かっているのに単独行動する?
なぜ自分一人で偵察に行って相方や家族を一人にする?
ストーリーとは完全に別でアナ・トレントは「ミツバチのささやき」のイメージが強すぎて
今回の役どころにどうしても違和感を感じてしまった...
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