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ランガマティで戒厳令と夜間外出禁止令が発動

2015年01月12日 15:26

昨日はビッショ・イステマ第一弾でしたが,その様子は他の人がblogやFBのタイムラインにて
人で溢れる道路や鉄道の写真付で紹介してくれていると思うので,今回は割愛します.


一昨日10日,ランガマティで戒厳令(Section144)と夜間外出禁止令(curfew)が発令されました.

Section 144 in Rangamati after clash
Rangamati under curfew

戒厳令(Section144)というのは,有事の際に発令される3人以上の集会を禁止する条令です.
夜間外出禁止令はその名のとおり,一般人の夜間外出を禁ずるもので,
該当時間に出歩いていると問答無用で捕まる可能性があります.
最悪の場合は有無を言わさず発砲されます.


これらはちょっとしたゼネストや交通封鎖,小競り合いが起こった程度では発令されません.
一昨年の選挙前のかなりゴタゴタした事態でもダッカでは発令されませんでした.
(昨年末のGazipurなど一部地域では短期間発令された実績があります)

チッタゴン丘陵地(CHT)とよばれる,少数民族の多い地域では
バングラデシュの他地域に比べてこれらが発令される頻度が高いです.

それは実際的な危険度もさることながら,政治的な采配が影響しているように感じられます.
もともとその地域に住んでいた少数民族と,あとから政府が入植させたベンガル人との間で
断続的に衝突が起こっているのですが,そのほとんどはベンガル人入植者による
少数民族への襲撃・放火によるものといわれています.

またこれらの人権侵害・傷害事件に軍が裏で関与しているという噂があります.
武器流通の利益や,土地の査収には軍のモチベーションが働きます.
つまり,政府による少数民族の土地収奪.


今回の経緯についてはランガマティに入っている渡辺さんの記事が詳しいです.
https://www.facebook.com/sayaka.j.watanabe/posts/839931339392102


こういった問題は,ダッカを始めとする一般的なベンガル人には少し遠い話です.
TVや新聞のニュースで情報としては知っていても,身近に感じることはあまりないようです.
もちろんダッカにも少なくない数の少数民族出身者が住んでいて,
ベンガル人と同じ職場ではたらいていることも珍しくありませんが,
会話した感じではCHTはどこか別世界という認識が伺えます.

選挙や政党をめぐるゴタゴタの裏では,少数民族の安全も脅かされています.


コメント

  1. きぃうぃ | URL | 9MZiUEbs

    Re:ランガマティで戒厳令と夜間外出禁止令が発動

    そうなんですね。
    facebookで繋がってるベンガル人たちが、これはひどいとつぶやいていたのを見ていましたが。
    夜間が外出禁止ですか これは本当にキツいですね。
    去年の恐ろしい宿舎のまじかで起こった車の炎上に緊迫した時間を思い出します。
    一日も早く落ち着くことを祈るばかりです。
    くれぐれも気をつけてお過ごし下さい。

  2. Naoko | URL | -

    >きぃうぃさん

    現在は解かれていますが,ランガマティの状況はまだ穏やかでないようです.
    ダッカもその他も,今回は車両への投火が目立ちます.
    死傷者もかなり出ているので,早く終結してほしいですね.

  3. きぃうぃ | URL | 9MZiUEbs

    Re:ランガマティで戒厳令と夜間外出禁止令が発動

    一日も早い終結の日を祈っております。
    気をつけてお過ごしください。

  4. Naoko | URL | -

    >きぃうぃさん

    ありがとうございます.
    グルシャン辺りは昼間では問題ないですが,しばらく夜は出歩かないようにします.

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